世界経済の転機になるか、明日のアメリカ連邦公開市場委員会に注目
目先の経済の動向を考えたらアメリカの動向から目を離せない。
円高という形で日本に犠牲が及ぶ可能性がある。
今まで景気は実感としては良くはなかったが、数字はよかった。
リーマンショック後の各国政府の手当で成長自体は良くて、日本の成長率は1-3月は年率換算5%の成長をした。
企業業績は3.2倍に増えている。
日本企業は潤ってきたが、日米共に給与や雇用に戻らなかったところだが、しかし数字自体はわるくなかった。
アメリカのリーマンショックで行っていた法律が時限立法で切れる。
アメリカの場合ブッシュの時代に行っていた減税も切れる。
これは実質増税と受け止められていて大騒ぎになっている。
先週末のアメリカの雇用統計で、7月の雇用者数が11万1千人減った。
失業率も9.5%で非常に高い数字である。
これが改善しないと減速どころかマイナス成長に転ぶかもしれない。
ここ数日の状況がアメリカのFRBが金融政策を決定するFOMC(連邦公開市場委員会)をやる。
アメリカはゼロ金利だから金利を下げないが、量的緩和をやる可能性がある。
本来なら政策不在の国家は投資の対象にならないにもかかわらず、円は世界経済から逃げ場として買われ続けている、その理由は逆に政治が動かないから日本は変に動くことはない、と足元を見られていると日経新聞に書いてあったかと思いますが、さらにドル売り円書いの可能性があることを町田徹さんは説明しています。
「論理的な話ではないが、8月は過去10年で2回しか円安になったことがない」、という話も興味深いです。
日銀が動きを見せない、動ける可能性をうかがわせないのにも批判が集まるかと思います。
この投稿、タイマー投稿でこのニュースが出てから載るタイミングになりますが、円がどうなっているか、注目です。