目白駅から歩いて3.4分。
展示目的の博物館というよりは、「財団法人切手の博物館」の建物の中に切手展示コーナーがあるといった感じです。
館内は基本的に撮影禁止です。ので、フロアの様子はパンフレットから。
3階までありますが、基本的にずらっと切手が展示されているのは1階のみ。
私が行った際には「爬虫類切手図鑑」という展示で、ひたすら世界中の爬虫類の切手が展示されていました。1階には展示室の反対側に世界中の切手を販売している場所もあり、個人的にはこちらの方が面白かったです。自分の趣味の切手がないか探して、もしあるようなら買えるという視点で切手を見ていくので、企画展が趣味に合わなかった方はこちらから欲しい切手をお土産に探すのがよさそうです。展示には切手の歴史の説明や世界最初の切手、日本最初の切手などもあります。企画は3ヶ月くらいで入れ替わるそうで、2010年10月1日からは「読書の楽しみ」をテーマにした切手を展示とのこと。
2階は切手関連の本を調べられる図書室と、水原明窗の書斎のコーナーです。水原明窗さんは郵趣の世界では有名なコレクターだそうで(私は「郵趣」という言葉自体知りませんでしたので、何のことやら、なんですが)物資の少ない戦後まもなくから切手の専門誌をつくったり、世界初の切手のカラーカタログをつくったりした方なのだそうです。興味のある方向けです。
3階は切手で遊べるコーナーとなっていて、使用済みの切手で絵を作ったり出来るようになっていました。
入場料は大人200円と格安ですが、かなり切手に興味のあるかたでないと楽しみづらいかと思います。切手が趣味でない方は、入れ替わりの展示が自分に興味のある分野になったときにちょっとのぞいてみるような感じで見に行ってみるのがよいかもしれません。