2010年8月9日月曜日

八角の干物

八角(はっかく)の干物です。
トクビレというのが一応魚の名前で、八角というのはトクビレのオスを指すそうです。
私はメスが売っているのはまだ見たことがありません。

干物として売っているものでも、ヒレを引っ張ればある程度広がります。ただし焼くとちりちりになって広がらなくなります。ので、ヒレを引っ張ってみたいのなら焼く前にしましょう。


顔だけ見ればチョウザメか何かみたいに見えるこの魚、夏になると突然安く売られていたりします。それまでは高級干物売り場で1匹1500円とか2000円くらいで並んでいたのが、600円~800円くらいで入手出来る時期があります。私は高い頃に買ったことがないので、いつの時期が一番美味しいのかお伝えできませんが、安く売っている時期のものでも味は美味しいです。
が、皮が固く魚そのものが細いため、食べるのは割と難しく、魚を食べるのが得意でない方は食べる部分が少ないと感じるかもしれません。
北海道では割と流通する魚だとのこと。お刺身で食べてみたいものです。