2010年8月23日月曜日

スチュワーデスのお話。くにまるワイドごぜんさま~より。

8月16日のくにまるワイドごぜんさま~より健康社会学者の河合薫さんのお話の抜粋メモです。
河合薫さん、客室乗務員→学者さん、とすごい経歴ですね。
河合薫さんは4年だけスチュワーデスをやっていた。

同期に昔と変わったか確認をしたがあんまり変わっていないとのこと。

携帯を何度言ってもやめてくれないお客さんや、トイレでタバコを吸うお客さんが多い。

飛行機は、火災があると逃げ場がないので、トイレでのタバコは非常に危険。

昔は怒り出すお客さんは予兆があったが、最近は何が原因かわからないが突然怒り出すことが多い。

みなさんに知ってもらいたいことがある。

どんな仕事でもそうだが、知らない人が思っている以上に大変な部分がある。

大変なのはまずトイレ掃除。

新人の仕事で、整備員がやったあと、お客さんが入る前にかならず掃除する。

全日空はお客さんがひとりトイレにはいるごとに客室乗務員が「失礼します」といって、軽く掃除をする。

5秒ですぐ出てくる。ひとりはいるごとに必ず全日空では今でもやっている。

お客さんは人数が多くなってくるとなぜか横柄になってきて、エプロンにゴミを入れられたり、そういうことがあるのは大体満席になっているとき。

トイレチェックをしている最中にスチュワーデスは自分でトイレに行きたくなることもある。

機内の湿度は0%で、水分をとっていないと乾燥して肌に悪いので、1時間に100mlの水をとっていた。

チェックをするふりをして猛スピードでトイレを済ませたりすることがある。



どんな職業でもその実情というのはなかなか面白いもので、一時期、漫画の題材に職業の内側を徹底的に取材して、暴露風の内容を書くというのが流行った時期があったかと思います。
客室乗務員というのは不思議な職業で、その内側の話を聞かされると他の職業以上に食らいついて聞いてしまいます。
以前機内販売で「全日空リカちゃん」なる全日空の制服リカちゃんが機内販売で売られているのを見て笑ってしまいましたが、あの制服、確かに独特の魅力があります。
聞いた話ですが、あの制服、持ち帰り禁止になっているとか。
理由は男性なら自分の胸に手を当ててみればわかります。