7月、8月になると家の壁にヤモリがくっついているのがよく見られるようになります。
学校で習う教え方は、家に入るのがヤモリ。イモリのイは家のイではなく井戸のイで、イモリは井戸にいる、ということなのですが、イモリは井戸というか、水の枯れない田んぼの脇の水路や溜池にいるものです。
イモリはお腹が赤い両生類、ヤモリは爬虫類です。
どうして8月になると急に目につきやすくなるのかというと、この時期になると虫が光に寄せられてきて、窓に蛾やらなんやらの虫が集まってきます。その虫を食べに来るのが眼につきやすいということと、この時期になると大きく育ったヤモリが増えること、温度が高いので活発に動くようになること、などでしょうか。
一般家庭では長期の飼育はあきらめて、数日水と小さい虫を与えたらバイバイしましょう、と誘導するのがおすすめです。
少し大きく育ったヤモリであれば、なれれば、冷凍のコオロギと栄養剤で飼育可能です。