そもそも「透明標本」ってなんだ、という方のために、説明書きの文書を引用です。
透明標本は”特殊な薬品につけて筋肉を透明化し、軟骨を青く、硬骨を赤くする”という方法で主に小さな生き物の骨格を研究するために生まれた技術です。
サンシャイン国際水族館に展示されているのは冨田伊織さんという方が作成なさった標本とのことです。
科学的な意義云々よりも、単純な見た目の面白さについ覗き込んでしまいます。
生き物以外の展示は多くの場合、お客さんが足を止めたりしないものですが、透明標本のコーナーは割と人気で、食い入るように見入っていた子どももいました。
サンシャイン国際水族館は2010年8月末で一旦リニューアルに備えて一時閉館となりますので、観たい方は早めに行ったほうがいいかと思います。